(トップ画像出典: ©凡/講談社(Steamストアページの画像))
出動命令(BUZZ or DIE 発売日・体験版)
『BUZZ or DIE』は、死刑囚たちが出るバラエティ番組を舞台にした1人用のデスゲームADVだ。開発はクリエイターの凡さんで、パブリッシャーは講談社。体験版は製品版の前に遊べるので、血の気の多い設定が自分に合うかどうかを、買う前に確かめられる。隊員諸君、勝敗を決めるのは武器ではなく視聴者の「いいね」という、今どきのデスゲームだ。
- 体験版は第0章・チュートリアル戦を収録。プレイ時間は約30分で、フルボイス
- 遊びの流れは、調査パートで相手の精神世界を探り、制作パートで暴いた秘密をネタにサムネを作る。動画制作の経験は不要
- 暴力的・グロテスクな表現、精神的に不快感を与えうる描写を含む(公式の注意書き)。Steamには、処刑シーンや自殺・犯罪行為の描写を含むという大人向けコンテンツの説明もある
- 価格は1,240円(Steam)、リリース記念で11/13まで20%オフの992円
詳細レポート(遊び方・声優・対応環境)
『BUZZ or DIE』の発売日・体験版・対応環境
プラットフォームはSteam(PC専用)で、すでに発売されている。発売日は、講談社のプレスリリース(10月13日付)では2026年10月28日(水)だった。Steamストアページの表示は「2026年10月30日」で、発表と日付が違う(注意報に整理した)。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発売日 | Steamの表示は2026年10月30日。プレスリリースは10月28日(水) |
| 機種 | Steam(Windowsのみ。Steamの表示はMac・Linuxなし) |
| 体験版 | 配信中(Steamの表示)。第0章、約30分、フルボイス(プレスリリース) |
| プレイ人数 | 1人 |
| 言語 | 日本語・英語・簡体字(Steamの表示では日本語がフル音声対応) |
| 最低動作環境(Steam) | Windows 10 / Core i5-8400 / Intel HD Graphics 4000 / 空き容量2GB |
| 推奨動作環境(Steam) | Windows 11 / Core i5 / GeForce GTX 1060 / 空き容量4GB |
| 共通条件(Steam) | 64ビットのプロセッサーとOSが必要 |
最低環境のグラフィックがIntel HD Graphics 4000なので、高性能なゲーミングPCでなくても動かせる設計に見える。実際に、運営者のノートPC(Core i5-10210U 1.60GHz、メモリ32GB、グラフィックスは内蔵のIntel UHD Graphics)で体験版を遊んだところ、問題なく動いた。ゲーミングPCではないノートPCで動いたので、手元のPCも試す価値はありそうだ。ただし、これは1台での結果で、すべてのPCでの動作の保証ではない。体験版は無料なので、手元のPCでの動作確認にも使える。
『BUZZ or DIE』の遊び方は?調査パートとサムネ制作
勝敗は視聴者の投票で決まり、勝つ手段は、対戦相手をネタにしたショート動画でより多くの「いいね」を集めることだ。負けた側は生放送で公開処刑になるだけでなく、奴隷用アンドロイドのモデルに採用されると公式は説明している。優勝者には無罪放免と、なんでも願いが叶う権利が与えられる。
流れは2段階に分かれる。
- 調査パート: 出場者に与えられた権利で、対戦相手の精神世界に入り込み、隠された過去や秘密、本音を探る
- 制作パート: 見つけた秘密を踏まえて、視聴者が食いつくサムネイルを作る
サムネの作り方は、体験版の中でチュートリアルとして説明される。制作画面のソフトは「PhotoBishop.exe」という名前で、背景・キャラ・テロップなどのパーツを選んで重ねていく。画面には「メモリ上限」(体験版の画面では20)と、サムネの方向性を示すパラメータが表示される。
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(画像出典: 体験版のプレイ画面を当サイトで撮影。©凡/講談社)
チュートリアルには「これから相手の人生の切り抜き動画を作って、視聴率を競わせます。動画に使うサムネイルを制作して、より多くの再生数を稼ぎましょう」と書かれている。
公式は「炎上、エモい系、豆知識系etc.」とサムネの方向性で動画の内容が分岐すると説明している。同じ秘密でも、どう見せるかで結果が変わるのが核になる。
動画が出そろうと、投票の画面に進む。体験版では「生き残るべき死刑囚に票を入れよう!」と表示され、結果として一方に「WINNER!!」、もう一方に「LOSER…」が出る。

(画像出典: 体験版のプレイ画面を当サイトで撮影。体験版の序盤の結果画面で、軽いネタバレを含む。©凡/講談社)

相手の弱みを探るところまでは調査だが、その見せ方を競うのは、宣伝の仕事に近い。
動画制作の経験がなくても遊べる?
動画制作の未経験でも大丈夫、と公式が明記している。プレイヤーがやるのは、対戦相手のことを考えてサムネを作ることだけで、そこからバラエティ豊かなショート動画が生まれる、という説明だ。編集ソフトを触る遊びではなく、選んで組み立てるADVとして作られている。
声優陣・キャラクター一覧
声優陣は、フルボイス化の発表とあわせて公開された。キャラクターの立ち絵とキービジュアル、スチルは、漫画家・岡田淳司さんの描き下ろしだ。死刑囚たちはペアを組んで戦い、どのペアも過去に秘密を抱えている。
| キャラクター | 声優 | 公式の紹介 |
|---|---|---|
| プレイヤー | 野水伊織 | 番組スタッフの一人だったが出演者にされてしまう |
| 佐木島ショウ | 虎島貴明 | プレイヤーの相棒。カルト宗教の教祖にして詐欺師 |
| チュートリアルちゃん | ブリドカットセーラ恵美 | 佐木島ショウの「女体化モデル」アンドロイド |
| スタッフ | 高槻望 | チュートリアルちゃんのサポートにつく番組スタッフ |
| 秋足シノ | 白石冬弥 | キー局を爆破した元売れっ子芸人 |
| 宇津サユリ | 川村玲奈 | 大手銀行をクラッキングした天才少女ハッカー |
| 銃条アミ | 平山ゆりか | クーデターで国を滅ぼしかけた軍人一族の令嬢 |
| 蟹張スミト | 飯田利信 | 人肉料理のスペシャリストを名乗る一流シェフ |
| 浦霧イナ | 三宅美羽 | 刑事を目指す子供 |
| 浦霧ソウイチ | 久羽悠一郎 | イナの親であり現役刑事 |
| 東漸かなめ | 佐藤榛夏 | 番組プロデューサーでプレイヤーの上司 |
全キャラクターの声を初めて披露した2ndPVは、プレスリリースに載っているYouTubeのリンクから見られる。
体験版の最初の対戦相手は、サギシマの「女体化モデル」アンドロイドとさわやかな番組スタッフの男性のペアだ。
暴力・グロテスク表現は?苦手な人は遊べる?
公式は「一部暴力的・グロテスクな表現、および精神的に不快感を与えうる描写が含まれます」と、プレスリリースとSteamのページの両方で注意している。敗者への処刑や「尊厳破壊」が物語の前提にある作品なので、そうした描写が苦手なら、無理に買う必要はない。
Steamのストアページには、大人向けコンテンツの説明として「本ゲームには、キャラクターの処刑シーンをはじめ、自殺や犯罪行為の描写など、暴力的かつグロテスクな内容が含まれています。一部のシーンは、心理的な不快感を与える可能性があります。」と書かれている。
体験版は、この作品の空気を確かめられる手段だ。プレスリリースのとおり冒頭の1エピソードをまるごと収録しているため、買う前に、世界観とどの程度の描写かを見てから決められる。
体験版を最後まで進めると、「体験版はここまで」の画面になる。「続きは製品版でお楽しみください。ここまでのセーブデータは製品版に引き継ぎます」と表示され、Steamのウィッシュリストに追加するボタンと、ストアページへのQRコードが出る。体験版の続きから製品版を遊べるので、気に入れば無駄にならない。

(画像出典: 体験版のプレイ画面を当サイトで撮影。©凡/講談社)
| 向きそうな人 | 見送ってよさそうな人 |
|---|---|
| 死刑囚同士の煽り合いなど、ダークな人間ドラマが好き | 暴力・グロテスクな描写や精神的に重い話が苦手 |
| ポイント&クリック形式のADVが好き | アクションや対戦を期待している(1人用のADVで、選んで進む形式) |
| 声優の熱演を、フルボイスで聴きたい | 体験版の約30分でも、設定が合わなかった |
『BUZZ or DIE』のプレイ動画は配信・投稿できる?
投稿はできるが、条件がある。Steamのストアページに「配信・動画投稿ガイドライン」が載っており、ガイドラインに従えば、講談社への個別連絡は不要でプレイ動画を投稿できる。サムネイルへのスクリーンショットの使用も認められている。
- 営利目的での投稿は禁止だが、動画配信サイトのシステムによる収益化は、営利目的とはみなさない
- 対象は、投稿する本人を含むプレイヤーがプレイしている動画で、自分でプレイしていない動画はガイドラインの対象外
- 編集や加工は、ゲーム実況のように顔や声と組み合わせることもできるが、BGMやキャラクターの画像など一部の要素だけを抜き出すこと、第三者の権利を侵害すること、ゲームの内容を正しく把握するのを妨げる過度な編集は禁止されている
- 宗教活動・政治活動の目的での投稿、公序良俗に反する内容、第三者の動画の無許諾転載も禁止
投稿の前には、Steamのページにある全文を読んでほしい。ガイドラインには、公式から要請があったときは速やかに投稿を削除すること、という条件もある。
『BUZZ or DIE』の価格・購入特典・体験版の終了日は?
Steamのストアページの価格は、通常1,240円。リリース記念セールで20%オフの992円になっていて、セールは11月13日に終了と表示されている。本編・デジタルアートブック・サウンドトラックを含むデラックスエディションは、通常2,140円が36%オフの1,370円。単品DLCは、サウンドトラックが500円から400円、デジタルアートブックが400円から320円だ。
購入特典の記載はなく、体験版の終了日の記載もない。Steamの全期間のユーザーレビューは「非常に好評」で、60件中83%が好評(11月4日時点)。
購入前に、Steamのストアページで価格の表示を確認しよう。
注意報(発売日の表記ずれ)

デスゲームなのに、勝敗を決めるのが、戦いの強さではなく「サムネ」というのが意外な点だ。人の秘密を暴いて見世物にする話を、動画制作の形に置き換えている。
以前紹介した『燃えるなバズれ』は、SNSの炎上を避けるゲームだった。こちらは、炎上もサムネの方向性の1つとして選ぶ側に回る。
相手の秘密をどう見せるか考える遊びは、ダークな人間ドラマと選択型ADVが好きな人に合いそうだ。気になる隊員は、体験版が、いちばん確かな判断材料になる。
次の指令(体験版で合うか確認)
まずSteamの体験版を遊んで、世界観と描写の強さが自分に合うかを見極めよう。気に入ったら、Steamの購入欄で価格を確認しよう。
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