(トップ画像出典: Invokyr ©2026 Published and developed by Ludogram.(松竹株式会社 PR TIMESより))
出動命令(Steam早期アクセスの価格・日本語・人数)
フランスのLudogramが開発し、日本向けには松竹ゲームズが展開する協力型サバイバルホラーで、早期アクセスは10月8日に始まった。呪われたボードゲームの屋敷に閉じ込められ、ダイスを振るたびに罠やモンスターが現れる中、最大6人のオンライン協力で脱出を目指す。買う前に確かめたいのは値段より、言葉と遊び方の相性だ。
- 配信: Windows PC向けのSteam早期アクセス。早期アクセスの期間は、開発元が約1年を見込む
- 言語: 日本語はインターフェイス(UI)のみ。フル音声は英語で、日本語の字幕・音声は言語表で空欄
- 遊び方: 最大6人のオンライン協力。Steamのカテゴリには「シングルプレイヤー」の表示もある
- 評価: Steamは「非常に好評」(10月17日取得で、853件のうち805件が好評)
詳細レポート(値段・日本語・スペック・評価)
『インボキア』の今の値段は?セールは終わった?
リリース記念セールは、予告どおり日本時間10月22日(木)17時で終了した。10月23日朝(8時ごろ)にSteamのストアで確認した価格は、セールのない通常の1,200円(税込)。セールの期限は松竹のプレスリリースの発表で、期間は延長されなかった。
| 項目 | 内容 | 出典 |
|---|---|---|
| 現在の価格(10月23日朝) | 1,200円(税込) | Steamストアページ |
| ローンチセール価格 | 900円(25%OFF)。10月22日(木)午後5時に終了 | 松竹のプレスリリース・Steamストアページ(10月17日) |
早期アクセス中に値上がりする?
セールが終わった今の1,200円からも、価格は新しいコンテンツや機能を出すのに合わせて、段階的に上がっていく方針だ。開発元がSteamのストアページ(英文)で書いている。早期アクセスの期間は約1年を見込むとされる(開発の進み方で変わる可能性もある)。9月28日のSteam告知では、完全版に向けて価格が上がる可能性がある、とやや柔らかい言い方になっている。値上げの幅と時期は、どちらにも書かれていない。
セールは終わったが、早期アクセス中の値上がりは予定されている。ただし、いくらになるかはわからないので、「いずれ上がるから今買う」と決めるより、遊ぶ仲間と内容に納得できるかで判断するのが自然だ。
収録内容は?今後の追加予定は?
開発元の説明(Steamのストアページと、10月8日の配信開始告知・9月28日の告知)から、現時点の内容と今後の予定を並べると次のとおり。
| 項目 | 早期アクセス開始時 | 開発元が書いている今後の予定 |
|---|---|---|
| ボード(テーマ別の舞台) | 4種(幽霊屋敷、ジャングル、氷の山、砂漠) | 新ボード3種(アビス、宇宙、もう1つは未公開) |
| モンスター | 15種以上 | 10種以上の追加 |
| 怪異(イベント) | 20種以上 | 危険の追加(数は書かれていない) |
| ダイス | 12種類を超える | ダイス効果の追加 |
| そのほか | 呪いの像、ルールを変えるハウスルール、ショップ | ショップの強化、新しいハウスルール、物語の追加 |
数字は、どれも開発元の説明だ。9月28日の告知では、まず不具合の修正や、追加のアクセシビリティ(遊びやすさ)の設定といった要望への対応を優先し、そのあとで大きく拡張する流れが示されている。

(画像出典: Invokyr ©2026 Published and developed by Ludogram.(松竹株式会社 PR TIMESより))
日本語に対応している?字幕や音声は?
日本語に対応しているのはUIだけで、Steamの言語表では、日本語の行の「インターフェイス」に✔があり、「フル音声」と「字幕」の欄は空欄になっている。フル音声の言語は、英語だけに印が付いている。日本語レビュー1件は、中央にいるゲームマスターの発言に日本語訳がなく、何を言っているのか気になったと書いている。
開発元は、パッチV0.44.9の告知(日本時間10月10日公開、英語)で字幕のオプション追加を発表しているが、日本語字幕があるかどうかは書かれていない。日本語の音声・字幕の予定も、公表されていない。ゲームの進行に必要な説明をどこまで英語で聞くことになるかは、実際に遊んだ人の声を見ても、はっきりわからない。
『インボキア』は最大何人で遊べる?ソロでもできる?
最大6人のオンライン協力で、ストアページには「オンライン協力プレイ」の表示がある。「シングルプレイヤー」のカテゴリも付いており、開発元の英文の説明にも「1〜6人」とある。日本語レビューの1件は、最初のボードをソロでクリアしたと書いている。ただし、ソロの難しさや、人数ごとの違いは、詳しく書かれていない。
英語のレビューには、6人で遊んだときにショップの強化が行き渡りにくかった、という声が1件あった。1件の感想なので、人数による一般的な傾向とは言えない。

(画像出典: Invokyr ©2026 Published and developed by Ludogram.(松竹株式会社 PR TIMESより))
『インボキア』の必要スペックは?
Windows 10(64bit)向けで、Mac・Linuxは対象外。Steamのストアの記載は次のとおり。
| 項目 | 最低 | 推奨 |
|---|---|---|
| プロセッサー | Core i5-7500 / Ryzen 5 1600 | Core i5-11500 / Ryzen 5 5600X |
| メモリー | 16GB | 16GB |
| グラフィック | GeForce GTX 1650 / Radeon RX 580 | GeForce RTX 3060 / Radeon RX 6600 XT |
| 共通 | Windows 10 64bit、DirectX 11、ブロードバンド接続、空き容量5GB | 同左 |
最低要件でも、メモリー16GBが求められる点は見落としやすい。なお、ストアの最低要件のプロセッサー欄は「Inter Core i5-7500」と表記されていて、Intelの誤記とみられる。
評価は?10万本の発表は?
Steamの全言語の評価は、10月17日の取得で853件のうち805件が好評(48件が不評)で、「非常に好評」。松竹は10月14日のプレスリリースで、配信開始から4日間で世界累計10万本を突破し、最大同時接続者数は10,000人、好評率は94%と発表している。10万本と最大同時接続者数は松竹の自己発表で、第三者が検証した数字ではない。
同時接続は、10月17日11時ごろの取得で約2,700人だった。これは取得した時点の数で、最大値ではない。
言語別の評価は?日本語レビューの傾向は?
Steamのレビューは、国ではなく書かれた言語で分類されている。英語のレビューが国ごとに分かれるわけではないので、次の表は、全期間・全購入区分の「言語別」の集計になる(10月17日取得)。
| レビューの言語 | 件数 | 好評率 |
|---|---|---|
| 英語 | 380件 | 97.6% |
| フランス語 | 80件 | 98.8% |
| 中国語(繁体字) | 34件 | 88.2% |
| ドイツ語 | 30件 | 100% |
| ポルトガル語(ブラジル) | 29件 | 100% |
| 韓国語 | 20件 | 90.0% |
| 日本語 | 6件 | 100% |
英語とフランス語では、好評のレビューが大半を占める。英語・フランス語は「役に立った順」の上位各15件を見ると、友達と騒いで笑えること、毎回展開が変わって繰り返し遊びやすいこと、開発元が不具合の修正に動いていることを挙げる人が多い。映画『ジュマンジ』や、協力ホラーの『R.E.P.O.』『Lethal Company』に例える感想も複数あった。一方で、怖さは早い段階で薄れるという声があり、字幕が足りないと困るという英語のレビューもあった。
中国語(繁体字)は好評率が88.2%と相対的に低めで、不評のレビューは、運の要素が強いこと、同じ探索の繰り返しに感じること、接続が切れて戻れないこと(開発元は、10月9日のパッチV0.44.7で接続問題への対応を、10月13日のパッチV0.44.10で切断後の不具合の修正を告知している)、画面の動きで酔うことを理由にしていた。ただ、34件と数が少ないので、参考程度にとどめたい。
日本語レビューは6件で、すべて好評。操作性がよい、目立つバグに遭遇していない、4人の協力で楽しめた、といった内容が並ぶ。気になる点としては、キー設定の一部が変更できないこと、ボードの指示表示の時間が短いこと、モンスターへの対処がわかりにくいこと、ゲームマスターの発言に日本語訳がないことが挙がっていた。6件では傾向を言い切れない。
『インボキア』を買う前に何を確認すればいい?
| こんな場合 | 考え方 |
|---|---|
| 一緒に遊ぶ仲間がいて、Windows PCで動く | 同行者それぞれのPCが最低要件を満たすか確認する |
| 日本語の音声・字幕が必須 | 日本語はUIのみ。予定も未発表なので、情報が出るまで待つ手もある |
| ソロ中心で遊びたい | シングルプレイヤーの表示はあるが、遊び方の詳細は書かれていない。評価の様子を見てからでもよい |
| 本格的に怖いホラーを求めている | 英語・フランス語・繁体字のレビューに、怖さは控えめという声がある |
| 完成した内容で遊びたい | 早期アクセスは未完成。内容の追加と値上げが予定されている |
注意報(セール期限・早期アクセスの注意)

気になったのは、レビューの上位に「怖い」より「笑った」が並ぶことで、ホラーなのに仲間と騒ぐ遊びとして受け取られている点だ。松竹が、フランスのインディー開発元の協力ホラーを日本向けに出している、という組み合わせも面白い。
仲間と盛り上がりたい隊員は、買う前に同行者のPCも確かめておきたい。完成した内容を一気に遊びたい隊員は、今回は様子見でもいい。
次の注目点は、新ボード3種と、10種以上のモンスターがいつ入るのか。値上げの幅と合わせて、公式の告知を待ちたい。
次の指令(購入前の最終確認)
Steamストアページで、言語表と最低要件を確かめてから決めよう。開発元の公式サイトや松竹ゲームズの公式サイトも、続報の確認先になる。
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