(トップ画像出典: ジェックス株式会社)
出動命令(PURE PET FUR SWEEPERの発売日・価格)
型番はPPFS01-WH。ジェックスは、掃除機をかけた直後にまた壁ぎわへ溜まる「床を転がる毛」に絞った家電として売り出す。空気清浄機やロボット掃除機を置き換える製品ではなく、あいだを埋める役、というのがメーカーの位置づけだ。毛だまりを床に作らせない床の番人が、どこまで頼れるのか。数字を並べて確かめる任務に出動する。
- 集めるのは床を転がる毛。ラグやカーペットに刺さった毛、ソファや衣類の毛は集められない
- 維持費の目安は、フィルターが1か月に1度、活性炭カートリッジが3か月に1度の交換
- 本体は幅21×奥行21×高さ32.5cm、コード長は約1.5m
- 集毛量・電気代はメーカーの試験・試算で、使用条件によって異なる
詳細レポート(価格・サイズ・維持費・買う前の確認点)
PURE PET FUR SWEEPERの価格・発売日・仕様は?
発売日は2026年11月24日(火)で、標準価格は29,480円(税込)。メーカーが示す予想実勢価格は本体19,800円(税込)で、実際の販売価格は店ごとに異なる。仕様は次の表のとおり。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品名・型番 | PURE PET FUR SWEEPER(ファースイーパー)・PPFS01-WH |
| 品名 | ペット用集毛機(屋内用) |
| 標準価格 | 29,480円(税込) |
| 予想実勢価格 | 本体19,800円(税込) |
| 交換用リフィルセット | 1,680円(税込)。3か月分で、フィルター3枚と活性炭カートリッジ1個 |
| 風量・タイマー | 風量4段階、タイマー5段階(常時運転も可) |
| 取扱店 | 全国のペット用品専門店、家電量販店、オンラインストア・通販店 |
| 公式ストアの先行モニター | 18,810円(税込。送料無料は北海道・沖縄県を除く)。交換用フィルター6か月分のプレゼント付き。条件は注意報の欄 |
先行モニターの価格は、ジェックスの公式ストア「G-PET Online」のものだ。
空気清浄機・ロボット掃除機との役割の違いは?
ジェックスは、空気清浄機とロボット掃除機が受け持つ範囲のあいだに、床へ溜まる毛が残ると説明している。ジェックスが2026年9月に飼い主859人へ実施した調査(当社調べ)では、抜け毛に困っている人は66.6%。下の表は、メーカーが示す役割分担で、機種どうしの性能を比べた試験ではない。
| 家電 | メーカーの説明 |
|---|---|
| 空気清浄機 | 床から離れた高さで空気を吸うため、重さのある毛はそこまで上がってこない |
| ロボット掃除機 | 決まった時間に床を掃除する。稼働していないあいだにも毛は落ちて溜まる |
| PURE PET FUR SWEEPER | 床面近くから空気を吸い、掃除と掃除のあいだに溜まる毛を24時間集めつづける |
置き換えではなく、併用が前提だ。ペットの毛の集毛をうたう一般的な空気清浄機と並べた、4週間の集毛量の比較写真も載っているが、メーカー調べで対象機種は書かれていない。
集められる毛・集められない毛は?
集められるのは床を転がる毛で、ラグやカーペットに刺さった毛、ソファや衣類の毛は集められない。集まる量は、飼育頭数・毛質・住環境・設置場所で変わる。
設置のコツは、壁ぎわやソファの横など、毛の通り道に置くこと。毛は部屋の空気に運ばれて風のよどむ場所に溜まる、という考え方で、公式ストアは「遠くから吸い寄せる製品ではない」と書いている。
PURE PET FUR SWEEPERは何畳の部屋に使える?
「〇畳用」という表示はない。畳数の表示は空気清浄機の試験基準(JEM1467)にもとづくもので、床に落ちた重い毛を集める能力を表すものではないためだ。基本は「毛が溜まる部屋に1台」で、広さではなく置き場所で効かせる設計だ。
PURE PET FUR SWEEPERの維持費は?電気代・フィルター代
消耗品は2種類で、フィルターが1か月に1度、活性炭カートリッジが3か月に1度の交換。フィルターは水洗いもハサミも不要で、たまった毛ごとそのままゴミ箱に捨てる。交換のタイミングは飼育頭数・毛質・住環境で変わる。
| 費用 | 目安 | 条件 |
|---|---|---|
| リフィル(3か月分) | 1,680円(税込) | 1か月あたり約560円(公式ストアの試算) |
| 電気代 | 1日約3円 | 風量II(4.5W)で24時間運転、31円/kWhで計算 |
| 合計 | 月約660円・年間約7,900円 | 公式ストアの試算(フィルター約560円+電気代約100円) |
常時運転向けの風量I・IIの消費電力は2.5〜4.5Wだが、風量IVは40.0Wで、風量IIの約9倍。「1日約3円」は風量IIで運転した場合の数字だ。

(画像出典: ジェックス株式会社。猫1頭の飼育環境で風量IIの4週間連続運転、フィルター無交換。メーカーの試験)

手入れの手順が「捨てる」だけなので、掃除が苦手な家でも続けやすそうだ。
買う前に確認したいサイズ・コード・猫対策は?
置き場所は、床に幅21×奥行21cmのスペースがあるかを測ればまず足りるかが分かる。高さは32.5cmで、コードは約1.5m。電源はACアダプター式(出力DC24V 2A)なので、コンセントまでの距離も測りたい。設置場所によってはコードカバーを使うとよい。
猫やペットがいる前提の設計もある。
- 操作ボタンは天面のフタの下にあり、猫が飛び乗っても誤操作しにくい
- 倒れたときは運転が自動で停止する
- メーカーは、風量I・IIを「そばでペットが眠っていられる静かさ」と説明している。風量IVは音が大きく、短時間の運転をすすめている
運転音のデシベルなどの数値は、公式ストアに記載がない。

(画像出典: ジェックス株式会社)
注意報(先行モニター・返金保証の条件)

猫が前足を乗せても誤操作しにくい天面のフタ、倒れたら自動で止まる仕組み。つけっぱなしが前提の家電として、設計の筋は通っていると思う。
合いそうなのは、掃除機やロボット掃除機はすでにあるのに、フローリングの壁ぎわや家具の横に毛だまりができてしまう家だ。ラグ中心の部屋や、ソファの毛が悩みの家は、メーカー自身が対象外と書いているので見送ってよいだろう。
月約660円という維持費も、本体価格に足して考えたい。購入判断では、床を転がる毛が悩みの中心かどうかも大事だ。
次の指令(置き場所を測って価格を確認)
壁ぎわの置き場所の広さとコンセントまでの距離を測っておこう。価格と先行モニターの条件は、公式ストアの商品ページで確認し、店頭価格は発売日以降に取扱店で見ればよい。隊員諸君、床の毛との長期戦は、置き場所の下調べから始まる。


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