(トップ画像出典: ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント)
出動命令
隊員諸君、また新たな出動命令だ!カプコンのゲームを完全新作として映画化した『バイオハザード』が、全米で初登場1位を獲得した。公開3日間の成績は、2002年から続く実写映画シリーズの史上最高。批評家の評価もずば抜けて高い。日本公開は10月9日(金)だ。詳細を確認せよ。
- 映画『バイオハザード』が9月18日(金)に全米公開され、公開3日間で興行収入約6,000万ドル(約94億円)を記録。全米週末興行ランキングで初登場1位
- 2002年の第1作から続く実写映画シリーズ全8作品で、史上最高のオープニング成績。この3日間だけで、シリーズ過去7作品のうち6作品の全米最終興収を上回った
- 海外62の国と地域を合わせた世界オープニング興収は約1億830万ドル(約170億円)で、シリーズ初の1億ドル突破
- Rotten Tomatoesの批評家スコアは96%、観客スコアは91%(9月21日時点)
- 監督は『WEAPONS/ウェポンズ』のザック・クレッガー。日本公開は2026年10月9日(金)
詳細レポート
前夜興行から記録ずくめ、全米で2位に約5倍の差
全米での快進撃は、公開前夜から始まっていた。9月17日(木)の前夜興行だけで約880万ドル(約13億8,000万円)を記録し、映画シリーズ史上最高の前夜興行成績を樹立。公開初日の9月18日(金)には、前夜興行を含めて約2,630万ドル(約41億3,000万円)を稼ぎ、これまでのシリーズ最高オープニング(『バイオハザードIV アフターライフ』の3日間2,665万ドル)にわずか1日で迫った。
最終的に、9月20日までの3日間で約6,000万ドル(約94億円)を記録し、全米週末興行ランキングで2位に約5倍の大差をつけて初登場1位を獲得。同時公開された海外62の国と地域でも約4,830万ドル(約75億8,000万円)を稼ぎ、世界オープニング興収は約1億830万ドル(約170億円)に達した。これまでの最高だった『バイオハザードV:リトリビューション』の7,110万ドルを大きく上回る、シリーズ初の1億ドル突破だ(数字はBox Office Mojo、The Numbers調べ、1ドル157円換算)。

シリーズの過去作6本分の全米興収をたった3日で超えたのだから、まさに規格外のスタートだな。
批評家スコア96%、「もしバイオの世界に放り込まれたら」
評価の高さもヒットを後押ししている。米映画批評サイト「Rotten Tomatoes」では、批評家スコア96%、観客スコア91%(9月21日時点)を獲得。この批評家スコアは、シリーズ歴代最高であるだけでなく、2026年公開のホラー映画として最高、実写のゲーム原作映画としても史上最高の数値となった。
監督は、『バーバリアン』や、ホラー映画でありながらアカデミー賞の助演女優賞をもたらした『WEAPONS/ウェポンズ』を手がけたザック・クレッガー。本作のコンセプトは「もしゲーム『バイオハザード』の世界に放り込まれたらどうなるか?」だ。主人公は、医療品の配送を仕事にする普通の配達人ブライアン(オースティン・エイブラムス)。彼が引き受けた配達の行き先は、地獄と化したラクーンシティだった。兵士でも警察官でもない彼が、ひたすら叫び、逃げ惑う恐怖の90分が描かれる。
(画像出典: ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント)
上は日本版のポスターで、「90分間 逃げろ」の文字が大きく掲げられている。

屈強な主人公ではなく、ただの配達人が逃げ回るという設定だからこそ、プレイヤー目線の怖さが際立ちそうだ。
日本公開は10月9日、シリーズ初の「Filmed For IMAX」
日本では2026年10月9日(金)に全国公開される。本作はシリーズ初の「Filmed For IMAX」作品として、IMAX認証のデジタルカメラで撮影された。IMAXをはじめ、Dolby Cinema、4DX、SCREENXなど全8種13バージョンでの上映が決定している。
日本語吹替版での上映も決まっており、主人公ブライアン役を下野紘、恋人ミシェル役を早見沙織が務める。作品の最新情報は公式サイトで確認できる。
気になるポイント
Q. シリーズの過去作を見ていないと楽しめない?
A. 公式サイトは本作を「全く新しいバイオハザード」と紹介し、主人公は特別な能力のない普通の配達員だ。過去作の視聴が必要かどうかは、公式には書かれていない。
注意報

ゲームの『バイオハザード』は、今年でリリース30周年、シリーズ累計販売本数は2億本を突破した金字塔だ。今作は「ゲームの世界に放り込まれた普通の人」を主人公に据えたサバイバルホラーとして再構築されており、その切り口が批評家の高評価につながったのだろう。
生まれ故郷の日本での公開は10月9日。全米での熱狂がそのまま日本に届くのか、公開初週の成績にも注目だ。
主人公が特別な能力のない配達員なので、シリーズ未見の隊員でも入りやすいだろうと推測する。一方、過去の実写シリーズのようなアクション路線を期待する隊員には、ひたすら逃げ続ける90分は毛色が違うかもしれない。
次の指令
映画『バイオハザード』は全米初登場1位、シリーズ史上最高のスタートを切った。隊員たちよ、10月9日の日本公開に乗り遅れるな。
あわせて読みたい



コメント